>> No.2 ホーン交換&リレー装着 |
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フィットのホーンは、鳴らすのもイヤになるような音です。 文字で表現するなら「ビィィー」って感じですかね。 サンキューホーンを鳴らすときでも、鳴らした後に後悔してしまいます。 そこで、ホーンを交換することにしました。 しかしながら、フィットのホーンはテールランプとヒューズが共通になっているらしく、 安全面も考えてリレーもつけることにしました。 |
2、バンパーを取り外す | ||
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まず、ボンネットを開けて赤丸4箇所のクリップを外します。 手前のクリップのように、マイナスドライバーで真ん中の部分を起こして引き抜きます。 この際、周囲を傷つけないようにマイナスドライバーをビニールテープで巻いておきます。 |
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次は、横の作業をします。左右共通です。上の赤丸はタッピングスクリューです。 まぁ、早い話がネジをはずせばいいということです。 そして、下の赤丸の部分にはクリップがあります。先ほどと同じようにはずします。 写真は運転席側ですが、助手席側も同じように作業します。 |
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一番面倒なバンパーの下です。写真2箇所の赤丸はクリップですので、同様にはずします。 あと、写真には写ってませんがもうちょっと右側にタッピングスクリューがあります。 当然、写真奥側にもありますのではずします。大変見にくいので、寝転んで作業すると楽です。 |
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クリップ8個、タッピングスクリュー4個、合計12個です。 クリップは、上と下では長さが違います。短いほうが上で、長いほうが下です。 もし壊してしまっても、カー用品店やディーラーで安く手に入ります。 さぁ、いよいよ取り外しにかかります。軍手をはめて、バンパーの端からバキバキといきましょう。 両端をはずしたら、真ん中を持って取り外します。 一人だと結構大変ですが、できないことはありません。 写真を撮る余裕がなかったので、写真はありません。 |
3、配線 | ||
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電気系統をいじる前に、バッテリーのマイナス端子(白矢印)をはずします。基本ですね。 ここで、必要なのが10mmのソケットレンチかスパナです。 |
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マイナス端子をはずしたら、ミツバのホーン配線セットを配線します。 赤のプラス端子のカバーをはずして、マイナス端子のときと同じようにナットを緩め、一度はずします。 このとき、私はナットを落としてしまい大変だったので注意が必要です。 ナットをはずしたら配線セットの赤コードの先をボルトに通し、ナットを締めます。 手前に見える黒いものはブレードヒューズ30Aで、付属の結束バンドで固定します。 |
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パワーリレーを取付けます。定番の助手席側アースポイントに取付けました。 ソケットレンチ(確か12mm)を使用します。 |
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ホーンが付いているのは運転席側なので、配線を運転席側にまわさないといけません。運転席側に送る配線は、黄色2本と青色1本です。 フィットのホーンは1端子なので、もう1本の青色は助手席側でアースしてしまいます(後述)。しかし、青色のコード(120cm)は長さが足りません。 03フィットまではナンバー裏にホーンがあったので問題なかったかも知れませんが、04フィットでは運転席側ウォッシャータンク下にあるので延長しないといけません。黄色のコード(180cm)の長さはちょっと余るくらいなので、50cmほど延長します。 スリーブを入れてからギボシ端子を電工ペンチでかしめます。 右側が既存のコード、左側が新規のコード(0.75sq)です。 この後、一応ビニールテープで巻いておきました。 電工ペンチがない場合は、はんだ付けしてもいいでしょう。 |
4、ホーンの交換 | ||
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これが、フィットの純正ホーン(赤矢印)です。ミツバ製です。 フィットのホーンは1端子ですから、白矢印のコネクタ部分がプラスのハーネスです。 そして、ホーンを取付けているステー(青矢印)そのものがマイナス端子となっています。 ホーンをソケットレンチ(確か12mm)を使って(青矢印のボルトを)はずします。 狭いので、エクステンションバーが必要です。 |
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はい、背景にピントがあっています。失敗作です。 ホーンをはずしたら、白い部分のコネクタにマイナスドライバーを差し込んで、引っかかっている部分をはずしてコネクタを引き抜きます。 |
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今、手でつかんでいるのがコネクタです。 もう、必要ありませんので切ってしまってもいいですが、小心者なので残します。コルゲートチューブと黒いコネクタの部分には、黒色のビニールテープが巻かれているのではずします。はずすと青色のハーネスが見えます(写真)。これがプラスのハーネスです。これに、先程延長した配線セットの青コードを付属のカプラーで接続します(4枚目参考)。 |
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ここからが大変です。もともと1個しかなかった場所に2個取付けます。 上のホーンは純正ホーンとほぼ同じ場所です。そのステーと一緒に、汗だくの中チャリで買いに行った取付金具(水色矢印)を共締めしました。目測で買ってきたのに、何とかギリギリ納まりました。 本来ならホーンの口は下に向けないといけませんが、結構丈夫だと聞いていたし、そんな余裕がなかったので・・・。 ここは、工夫次第で改良できるポイントです。 ホーンに極性はありませんので、黄色の線(桃色矢印)とアースコード(青矢印)をホーンに接続し、アースコードをアースポイントに共締めします(2本とも)。 |
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4枚目の写真は少々見えにくかったので、別のアングルからもう一枚。 左上にはウォッシャータンクが見えています。 |
5、確認 | ||
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最後に、パワーリレーに白色のコネクタを差し込んで、もう1本の配線セットの青線をボディーアースします。アースコードはもう1本残っているので青線とアースコードを付属のカプラーで接続してもいいですが、私はコードの先に6φのクワ型端子を使用しました。 これで、配線は完了しました。ホーンがなるかどうか確認します。 バッテリーのマイナス端子を接続しホーンを鳴らしてみましょう。 「ファーーーーン」 ん〜、良い音です。 あまり、ラリーエヴォリューションを好まない方もいらっしゃいますが、 私は初めての交換なので大満足です。 本当は何度も鳴らしたいところですが、ご近所迷惑になるので1回でやめます。 鳴ることが確認できたら、タイラップでコードをまとめて既存のハーネスなどにくくりつけ、たるみをなくします(←重要)。 |
6、バンパーを戻す | ||
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バンパーを取りはずした時のことを思い出しながら取付けます。 ライトの下の部分には引っ掛けるところがあるので、押し込みます。 バンパー下のタッピングスクリューは中に金具があるので、 近くの穴から指を入れて押さえながらタッピングスクリューを締める必要があります。 |
7、感想 |
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ということで、やっと完成しました。 今まで車をいじったことがない人間がやるものではないDIYです。 インターネットでいろんな方のサイトを見せてもらって勉強して取り組みましたが、 一人でやったため5時間かかりました。 途中、休憩したり買出しに行ったりしましたが、かなりの体力を消耗しました。 しかしながら、いろんな人がホーンを交換する理由がわかります。 何でメーカーも最初からこれにしないのか不思議です。 あぁ、早くサンキューホーン鳴らしたい(当分、ホーン鳴らしたい症候群)。 |